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クッキングワンポイントアドバイス 料理研究家が毎日の食事をもっと楽しく・おいしくするヒントをご紹介します。

第5回 木村 幸子マイスター はちみつを効果的においしく食べる

はちみつは、「ビタミンやミネラルが豊富で身体に良いもの」として知られていますが、使い方によっては、甘みだけで、その効果が得られないことがあります。
今回は、はちみつの効能と効果的な調理方法を紹介します。

はちみつの効能

はちみつはビタミンの宝庫で、皮膚や粘膜を正常に保ち、体細胞を活性化して若さを保つ働きがあると言われています。
また、カルシウムやナトリウムをはじめ、多種多様なミネラルを含んでいます。それらは、体内のバランスを整え、精神の安定、生理機能の調整、血圧低下、むくみの原因となる塩分の排出など、様々な効能があると言われています。

はちみつ調理の注意点

1. 熱に弱い
はちみつは60°Cを超えると栄養成分が損なわれ、せっかくの効能が得られなくなってしまいます。加熱する際は、できるだけ弱火で行うか、火を消した後に入れるようにしてください。
どうしても高温で加熱をしなければならない場合は、あらかじめ素材にはちみつを塗っておき、十分に成分を浸透させておくと良いでしょう。
2. 甘みと水分量
はちみつは砂糖より甘みが強いので、砂糖の代用として使用する場合は砂糖の半量を目安にしてください。
また、はちみつには水分が多く含まれているので、お菓子など膨らませる調理のときは、ベーキングパウダーなどの膨張剤を少し加えると良いでしょう。

ハーブの活用術〜入門編・ミント〜
ドライフルーツやマリネにはちみつがお勧めです。

ハーブの活用術〜入門編・ミント〜
ココアにはちみつを入れると深みのある味になりますよ。

飲み物や料理、フルーツのマリネなどに砂糖の代わりにはちみつを使うことで、深みのある味になります。
普段使用している砂糖の代わりに、はちみつを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?

さっそくチャレンジ! ―出雲ハルも試してみました―

出雲ハル

皆さん、はちみつが熱に弱いことはご存知でしたか!?
恥ずかしながら、私は熱々のお湯を注いで、「はちみつも溶けやすいし、体も温まるのよね〜」なんて言いながら、のんきに子どもたちにホットレモネードを作っていました…。

木村マイスター、教えてくれてありがとう!!
熱に弱いなら、冷たいものに加えてみようっと!

今日はアルファ化米のピラフに合わせて洋風の献立に。
子どもたちのお弁当作りで残っていたミニトマトを湯向きして、はちみつ入りミニトマトのハニーマリネにしてみました。

「ママ、今日のトマトはフルーツみたいだね〜!」と子どもたちは大喜び。お砂糖よりコクが出るのもメリットです!
皆さんも、いつもの料理にはちみつをプラスしてみてくださいね♪

木村 幸子マイスター

木村 幸子マイスター

・青山と大阪市内で洋菓子教室トロワ・スール主宰。
・TV、雑誌、WEBにて出演、レシピ提案、企業へのレシピ提供、商品開発などを行う。
・洋菓子に関わるイベントの企画・催行・出店等を行う。2012年ギネス世界記録のお菓子を製作。
・最新著書は『3・5・7ステップでできる!憧れのゴージャスチョコレシピ』
洋菓子教室トロワ・スール:http://www012.upp.so-net.ne.jp/Torowa-sure/main.html
ブログ: http://ameblo.jp/troissoeurs/
Facebook:https://www.facebook.com/sachiko.kimura916

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