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クッキングワンポイントアドバイス 料理研究家が毎日の食事をもっと楽しく・おいしくするヒントをご紹介します。

第2回 渥美 真由美マイスター 酸っぱいものを味方につけ食べ方

皆さんは酢やレモン、梅干など酸っぱい食べものや調味料をどのようにお料理に使っていますか?
酸っぱいものは口の中をさっぱりさせるだけではなく、料理や体に様々なメリットをもたらすので、私は色々なお料理に使うようにしています。

酸っぱい食べものの効能【1】 消化酵素の働きを活発にする

酸っぱい食べものは、胃液の分泌を活発にして消化酵素の働きを助ける役割をするので、元気のない胃腸の働きを助けたり、負担を和らげたりする効果があると言われています。

酸っぱい食べものの効能【2】 調味料として何役もこなす

酢は酢の物として活躍するだけでなく、食材の褐変を防ぐのにかけたり、赤かぶなどは甘酢に漬けると赤色を綺麗に発色させて食卓の彩りを豊かにしてくれます。えぐみや臭み、アクを取る役割もしてくれる優れものの調味料です。

酸っぱいものを味方につけ食べ方

酸っぱい食べものの効能【3】 脂肪分解酵素を活発にさせる

肉料理などに酢を加えることによって、脂肪分解酵素を活性化させると言われています。
脂っこい料理や揚げ物や炒め物には、酢や黒酢、レモンなどを加えると胃腸の負担も軽減されます。お肉を柔らかくする効果もあるので一石二鳥ですね。

酸っぱいものを味方につけ食べ方

体に優しい酸っぱい食べものや調味料は、この他にも口臭予防や血行促進、二日酔い改善など様々なメリットをもたらすと言われています。
酢の物や和え物だけではなく、揚げ物・炒め物に加えたり、肉や野菜のソースに使ったりと、こまめに加えることをお勧めします。

酢も米酢から黒酢、フルーツ酢、ビネガーやレモン、グレープフルーツ、梅干など変化をつけると酸っぱい料理もマンネリ化することなく、様々なお料理のアクセントとして使えますよ。

さっそくチャレンジ! ―出雲ハルも試してみました―

出雲ハル

渥美マイスターもおっしゃるように、酢といえば「酢の物」とついつい決まったメニューを思い浮かべてしまうけれど、揚げ物や炒め物、特にお肉料理に良いというのは驚きです。確かに「酢豚」やレストランでお肉にかけるソースがバルサミコ酢だったり、組み合わせはよく耳にしていますね。さっそく出雲家では、お肉大好きな夫のために、「お肉」+「お酢」で何か作ってみようとチャレンジ!

今日は、グレープフルーツもプラスして「鶏肉とグレープフルーツのバルサミコ風味」を作ってみました。遅い時間に帰ってくる夫には、鶏肉にお酢が加わることでさっぱりと食べられて、普段なかなか食べないフルーツもたっぷり摂れました。
熱が加わると酸っぱさが押さえられるので、酢の物が苦手な子どもたちにも食べやすい様子。血行促進にも効果的と言われているのから、これから寒くなる季節の健康管理にも最適ですね!

渥美 真由美マイスター

渥美 真由美マイスター

・株式会社meal navi取締役
・企業向け健康セミナーや栄養講習会の講師担当。
・免疫高まる和タリアン料理教室・親子料理教室等も不定期に開催。
・TV、雑誌、WEBにて出演、レシピ提案、企業へのレシピ提供など行う。
提案する料理は長寿食と言われる和食と地中海料理の良いところを取り入れた「和タリアン料理」。

あつみんくっきんぐ 免疫高まる和タリアン:
http://atsumin.com/
ブログ:
http://ameblo.jp/atsuminn/

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