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出雲縁結び便り

第7回 「出雲そば」はなぜ黒い?

こんにちは、出雲ハルです。
梅雨も始まる季節。ムシムシする気候だと、なかなか食欲が出ないという方も多いのではないでしょうか?

全員ご飯党の出雲家でも、蒸し暑い日はツルツルっとおそばの日も。
東京へ引っ越したあとも、おそばの日はやはり出雲そばが定番です。

あ、皆さん「出雲そば」ってご存知ですか?

ひと言で「そば」と言っても、日本各地に様々なそばがありますね。
パッと思い浮かぶだけでも、「にしんそば」、「へぎそば」、「二八そば」、「十割そば」、「更級そば」、「わんこそば」、「皿そば」、「田舎そば」など。これらは食べる食器の形態や挽き方、つなぎの違いなど、様々な違いで区別されています。

出雲には、「出雲そば」と呼ばれるそばがあり、出雲地方で食べられている郷土料理の一つです。そばの実を殻ごと挽くため、他のそばと比べて色が黒く、香り、コシともに強いことが特長です。また、西日本にありながら“濃い口醤油圏”にあるため、そばつゆもわりと濃い味と色味になっています。

出雲そば/(公社)島根県観光連盟
出雲そば/(公社)島根県観光連盟

「出雲そば」は、岩手県の「わんこそば」、長野県の「戸隠そば」と並んで“三大そば”の一つとされています。また、「出雲割子そば」とも呼ばれ、三段の器に盛られ、直接その漆器に薬味とそばつゆをかけて食べるのが特長です。

皆さんも、出雲大社をお訪ねの際など、出雲にいらしたときには、ぜひ出雲そばをお召しあがりくださいね♪

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