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出雲縁結び便り

第6回 神話の舞台、「稲佐の浜」

帰省したときや、アルファー食品の本社にお邪魔するとき、
よく散歩するのが「稲佐の浜」。

アルファー食品の本社を出て、堀川を渡り、きづき海浜公園を抜けて歩いても、
1時間ほどでこの浜に到着します。

ここは、「日本の渚百選」にも選ばれている、とても美しい海水浴場です。

稲佐の浜/(公社)島根県観光連盟
稲佐の浜/(公社)島根県観光連盟

小さい頃、海水浴場と言えば必ずここ。
夏に帰省すると、母・ナツと子どもたちを連れて泳ぎに行きます。

楽しい、賑やかな想い出いっぱいの稲佐の浜ですが、
実はこの浜は、旧暦10月の神在月に全国の八百万の神々をお迎えする浜。

また、出雲地方に伝わる「国引き神話」の舞台としても知られています。
「風土記」によれば、八束水臣津野命(やつかみずおみつのみこと)が国をつくる際に、出雲の国は狭い若国(未完成の国)であるので、他の国の余った土地を引っ張ってきて広く継ぎ足そうとしたのだと記されており、それが現在の島根半島だと言い伝えられています。

「出雲の国はまだ、細長い布のように小さい国。どこかの国を縫いつけて大きくしよう」

そう言ったかと思うと、三つ編みにした丈夫な綱で「国来、国来(くにこ、くにこ)」と言いながら土地を引き寄せたのだというから、やはり出雲の神話って壮大!

神話の舞台、「稲佐の浜」

このとき、島を結ぶ綱からできたという長浜海岸(薗の長浜・そののながはま)が稲佐の浜の南に続いています。道の駅ご縁広場前には、国引き神話を語り継ぐ石碑も。

皆さんも、出雲へ訪れた際には、出雲大社はもちろん、この神話の舞台へもぜひ訪れてみてください!

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