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米田舞子のおすすめPOINT
皆さんこんにちは、舞子です。7月は1年の中でも最も暑くなると言われている大暑を迎えます。梅雨のジメジメとした暑さで、夏バテしてしまう方も多いのではないでしょうか。
夏バテは、暑さと水分不足、冷たい食べ物や飲み物の摂り過ぎで胃腸の調子が悪くなり、栄養が身体に行き渡らなくなってしまうことから生じます。まずは冷たいものを控え、しっかり水分補給することを忘れないようにしたいですね。
夏バテ対策として、土用の丑の日に鰻を食べる風習もありますが、しっかり夏バテ対策できる食材は鰻以外にもたくさんあるんですよ。
それは、ズバリ夏野菜!トマト、きゅうり、なす、冬瓜などは身体から熱を取り除き、必要な水分を栄養素と一緒に補給できると言われています。じっとりと熱い毎日、しっかり食べたいですね。また、5月の薬膳ごはんでもご紹介した、貝・海藻類、雑穀系の麦なども体の余分な熱や水の代謝には欠かせません。
そして、お肌の為にもビタミン、ミネラルをたっぷり摂ることが大切です。トマトやパプリカ、マンゴー、パパイヤなどの夏野菜・夏果物には、紫外線からお肌を守ると言われているビタミンA、C、Eが多く含まれています。
今回の献立は、さっぱりとしているので食欲がないときでも食べやすいメニューです。春雨は身体の熱や毒素を取り除くと言われている緑豆から作られています。豚肉とニンニクを合わせれば疲労回復にもとても良い相性です。
また、紫蘇やミントなどは食欲をアップし、気のめぐりも良くするため、精神的な疲労回復に効果的だと言われています。レモンには汗を止める働き、ヨーグルトは体の内側から潤す働きがあるので、毎朝摂りたい食材ですね。
夏野菜と良質なたんぱく質をバランスよく摂って、楽しい夏を過ごしてくださいね!
豚肉と春雨の揚げ春巻き
材料/2人分
- 豚挽き肉100g
- 春雨20g
- 紫蘇5枚
- ミント10枚程度
A
- ニンニクのすりおろし小さじ1/2
- 塩小さじ1/2
- 酒小さじ1
- 生春巻きの皮4枚
- 揚げ油適量
作り方/調理時間 約20分
- 春雨はお湯で戻し、一口大に切っておく。
- 紫蘇とミントはみじん切りにし、【1】と豚挽き肉、Aを合わせ、よく練り合わせる。
- 生春巻きの皮はさっと水に通し、4等分にした【2】をのせて素早く巻く。
- 170℃の油で5分ほど揚げてできあがり。
トマトと雑穀のハーブサラダ
材料/2人分
- トマト(小サイズ)1個
- きゅうり1/2本
- セロリ1/4本
- 雑穀大さじ3
A
- ツナ缶100g
- レモン汁大さじ1
- オリーブオイル大さじ1
- 塩適量
- こしょう適量
作り方/調理時間 約30分
- トマトときゅうりは1cmほどの角切りに、セロリは5mmほどの角切りにする。
- 雑穀はたっぷりのお湯で20分ほど茹でておき、水気を切って冷ましておく。
- ボールに【1】と【2】を入れ、Aと塩を入れてざっくり混ぜてできあがり。お好みでこしょうをふってください。
ヨーグルトときゅうりのスープ
材料/2人分
- きゅうり1/2本
A
- ヨーグルト200cc
- オリーブオイル大さじ1
- 塩少々
- ニンニク少々
- ミント適量
作り方/調理時間 約5分
- きゅうりは5mmほどの小さな角切りにする。
- ボールにAを入れてざっくり混ぜ合わせ、最後に【1】を入れて混ぜる。
- 盛り付け用に少し残しておいたきゅうりをみじん切りにし、ミントとともに飾り、オリーブオイル少々(分量外)をかけてできあがり。