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- 立夏の薬膳養生レシピ・まごごろお赤飯で梅雨の...
米田舞子のおすすめPOINT
皆さんこんにちは、舞子です。立夏を迎え、夏に向けて暑い季節がやってきますね。
しかし、これからの梅雨シーズンはジメジメした湿気で胃腸の調子も崩してしまいがちです。この時期の養生ポイントは、水分の代謝を良くすること。湿気をためず、胃腸の機能アップを心がけて、ウキウキする夏を迎えたいですね!
今回は、水分の代謝を良くし、胃腸機能の強化に適した食材を使いました。ご飯は、家庭の炊飯器で簡単においしく炊きあがり、とっても便利な「まごころお赤飯」。小豆は水分の代謝を良くし、むくみを防ぐ効果のほか、熱冷ましや解毒効果もあると言われているので、暑い時期におすすめです。
肉の中でも鶏肉は、胃腸を温め、機能アップの効果があると言われています。人参やもやしは、水分の代謝を良くして胃腸の調子を高め、昆布などの海藻類は身体の水分や余分なものを外に出す働きがあると言われています。また、胃がムカムカするときには大根を擦りおろしたものを少し食べてみてください。消化促進に役立つので、胃がすっきりしますよ。
このほか薬膳では、解毒効果があると言われている緑豆が梅雨から夏に向けてよく使われています。あまりなじみがない方は、緑豆の代わりに緑豆もやしや緑豆春雨を使ってみてください。野菜中心にしながらも、良質なたんぱく質をバランスよく摂ることが東洋医学では大切です。
また、むくみ予防として良く使われるハトムギは、ヨクイニンとも呼ばれる立派な漢方薬で、皮膚科でイボ取りなどに使われていますが、近年は顔のシミにも効果的と言われていますね。小豆と同じように炊き込みご飯にすると食べやすいと思います。
5月はむくみ対策!おいしく楽しくご飯を食べて、健康に過ごしましょう!
鶏の竜田揚げ人参もやしあんかけ
材料/2人分
- 鶏もも肉1枚
- 塩・こしょう適量
- 片栗粉適量
- 揚げ油適量
あん
- 人参1/2本
- ねぎ1/2本
- もやし1/2袋
- ごま油大さじ1
A
- 酢大さじ2
- 砂糖大さじ2
- 醤油大さじ2
- 片栗粉大さじ1
- 水大さじ4
- 塩・こしょう適量
- サラダ菜(飾り用)適量
作り方/調理時間 約30分
- 鶏肉を半分に切り、両面に塩・こしょうで味付けしたあと、片栗粉をたっぷりつけておく。
- 人参とねぎは千切りにし、ごま油を熱したフライパンに入れてざっくり炒めたら、もやしを加えてさらに炒める。
- 【2】にAを加えて炒めたら、水で溶いた片栗粉を回し入れてとろみをつける。
- 塩・こしょうで味を調えて、あんのできあがり。
- 鶏肉を両面こんがり揚げ、一口大にカットして盛りつけ、あんをかけてできあがり。サラダ菜を飾ると彩りが良くなります。
切り昆布と大根の炒め煮
材料/2人分
- 切り昆布100g
- 大根1/8本
- うす揚げ1枚
A
- みりん大さじ2
- 砂糖大さじ1
- 醤油大さじ3
- 酒大さじ4
- 水大さじ4
- さやいんげん(飾り用)適宜
作り方/調理時間 約20分
- 乾燥した切り昆布は、水で戻しておく。
- 大根は皮をむいて2cmほどのいちょう切りにし、うす揚げは縦半分に切って5mm程度に切る。
- 油を熱したフライパンに【1】【2】を入れて炒める。
- Aを加え、大根がやわらかくなるまで炒め煮し、お好みで茹でたさやいんげんを飾ってできあがり。
とろろ昆布のかき玉梅干し風味
材料/2人分
- とろろ昆布ひとつかみ
- 昆布茶小さじ2
- 卵1個
- 梅干し2個
- 水500ml
- 三つ葉(飾り用)適宜
作り方/調理時間 約10分
- 鍋に水をはり、昆布茶を加えて沸騰させる。
- 【1】に梅干しの種を取り、たたいたものを加え、最後に溶いた卵を加える。
- 器に盛りつけ、とろろ昆布をのせ、三つ葉を飾ってできあがり。